暑さ新記録のようで、いやはや。
一言芳談。
暑さにぴったりだ。
しかしなんだ、30年早く死にたいとだけ思い続け、延びたる様なればむねがつぶれてわびしきなり。
とか、食べ物に水をいれて味をわからないようにする、とか、いくらなんでも、なあ。
これが宗教というものなのか、宗教の力なのか。
信長ととことん対峙したパワーなのか。
死ねば浄土なのだから、これぐらい強力な軍隊はないぞ。
およそ宗教、でも国家でもなんでもいいが、ひとを動かす「こしらえ」は、ひとが生み出した。
宗教は、もとをたどれば、「〜と誰それがいいました」ということで、人間の脳みその範囲内の世界です。
争って真理というが、人間の頭の中のドグマです。
道元が水が水をみる、といっても、単なるレトリックか、底知れない深みからくることばなのかは措くとして、道元さんが言いました、ということです畢竟。
それが、こう、人の生き死にをこんなんに簡単に司ってしまうんだね。
瞑想修行をすれば主客はとりおとすさ、それは。
で主観、というか、意識というか、をとりもどすと、妄想が世界のほとんどを形成している、というこt、そりゃすぐわかる。
人間は、自分の想念にしばられて生きる。
でその想念は、ほとんど、というか、全くというか無価値である。
そこまではすぐわかる。
最低生命の維持のための栄養補給だけは心掛け、あとは、なるべく主客一致状態を維持する、ということが「悟り」ということであれば、それは、いろいろな瞑想の行で意識をとりおとすことが容易になった人は、だいたい、まあこんなところか、というところにたどりつくのか。
暑いので、ラディカルになる、なれる。