啓発舎

マジすか? マジすよ

荻窪へ

◆久しぶりに荻窪。用事をすませ、太田黒公園を散歩。お茶会をやっていた。
 この公園のあたり一帯は、ちょっと懐かしいような空気がある。なじむ。
◆実は、荻窪に行く前、恵比寿の記念館でスタウトを飲んでいて、空間と、同化したのだったと言い切るのはさすがになんだ、まあ、その、仲良くなった、あの天井の高い地下の広い空間、と、そこに流れる時間と。これも久しぶりに。
◆帰ったら疲労困憊。
五感の直接知覚で、空間を認識するというのは、いちばんダイレクトな知覚のひとつだと思う。
 意味とかそういうもの、作用を介在しない、知覚。
 音も、音楽も、そういうところがある。
 視覚は、どうしても脳みその情報操作があるな。
 空間とか時間とかの知覚は、視覚とは、またちょっと違うと思う。
 五感すべての共同作業。触覚も、結構はたらいている。
 自分を構成している物質の濃度と空間を構成する物質の濃度が一致する、ような知覚。
 時空のなかにあるのか、時空としてあるのか。
◆太田黒公園一帯が「なじんだ」のは、「濃度」が一致したのか。
 京都の一連のできごとは、どうか。

 このへんでやめておきます。