啓発舎

マジすか? マジすよ

当方が籍だけおいてるアマチュアオーケストラが、来年ブラ4をやるという。
大学祝典序曲
トリスタンとイゾルデから愛と死
ブラームス第4交響曲
という、おお、ドイツロマン派正統派プログラム。
ヒトラーが生きてたら泣いて喜ぶぞ。
突然話は本題から逸れる。
ヒトラーは実は大変な読書家で、ヒトラーの蔵書についての本をだれかが書いたということを朝日かどっかの書評で読んだ。
挙げていた書名を見たら意外というかやっぱりというか、まともだ。ニーチェは実はそんなに好きではなかった、とも。
いつか読もう。

で、ブラ4、というか、ブラームス
ブラームスのシンフォニーでどれが好きか、といえば、4 2 1 3 の順か。

冒頭だね。この曲は。

人生の晩秋。諦観。憂愁。あくがれ。安息。希求。沈潜。静謐。

室内楽もいいよな。クラリネットがらみの2曲。ピアノ入りの弦楽合奏

みんながいうことだが、ブラームスは、年とると沁みる。
いいものは、いい。

ブラ4といえば、大学のときN響で聞いたホルスト シュタインだ。
渋谷のスタジオではなく、上野の文化会館だったのも良かった。もちろん定期に通える金などなく、都の助成で安く入れる演奏会。
あわせもので、バッハの2台のためのヴァイオリンコンチェルトを徳永次男氏と、いまセカンドのトップやってる山口氏がやってたような記憶がある。

重厚。芳醇。貫禄。荘重。
3楽章の冒頭で、一瞬ためるところとか。
N響が、うれしくてたまらない、というかんじで弾いていた。

来年2月だが、久しぶりに乗ってみるか。
2002年にべト7に出たとき以来だが。