今朝の空気で、秋を感じた。
これから半年ほどは、私の季節だ。
それにしても、明日で五十だ。
特に感慨はない。ないが、よく五十年もやってきたものだ。
好き勝手やってきた、どうみても。
これからもこの調子でやっていくのだろう。
最近感じるのは、ふわふわ浮遊感。
少しずつ、役目とか、世間とか、その他もろもろ浮き世のしがらみから解き放たれていく、だろうという認識に基づく感覚。
解放されたわけではない。
徐々に、少しずつ、世間との引力が弱くなっている、というかそけき感覚。
これが結構しみる。きもちいい。
自分でできることは大方やった。自分で切れるものは、だいたい切った。
これからは、世間のほうが、引っ張る力を弱めてくれる、だろう。
浮遊する。
これが五十を迎えるにあたっての当方所感。