歌詞で選ぶオールタイムベストテン
朝起きて朦朧とした頭に突然お座敷小唄の禅僧、じゃない、前奏がとびこんできた。
絶唱ですよ、この唄は。私の世界認識の通奏低音だ。
というわけで、久しくやってなかったベストテン。
◆お座敷小唄
◆花のピュンピュン丸
ありゃりゃんこりゃりゃんオツムのネジが、こりゃまたばっちりくるってる。
歩くとき、よく頭の中にこれを鳴らしている。ウォークマン不要。
◆悲惨な戦い
戦争は悲惨だ。反戦フォークといえばなぎら健壱先生だ。貴乃花も白鵬もこれを聞いて首を垂れなさい。
◆スーダラ節
最近上野毛のうなぎ屋で日本酒を飲みすぎて気がつきゃホームのベンチでごろ寝、していたことが、自分でもあった。これじゃ体にいいわけないよ。
◆五番街のマリー
気がつけば寂しげな街ね、この街は。
バスからぼーっと外を見ているとき、不覚にもこの歌が、ということが、年に一回ぐらいは、ある。
◆さなえちゃん
大学ノートの裏表紙のさなえちゃんは、鉛筆で書いたので消えてしまいました。
古井戸なんて、しらねえだろ。銀座ヤマハ中二階のスタジオみたいなところで、店からテレキャス借りて、オオウチくんモリくんと合唱してました。
◆高円寺の歌
吉田拓郎。これに限らず、吉田拓郎は、ちょっと聞くと深い意味がありそうで、実は全然ナンセンスという歌が多い。
私は今日まで生きてきました、なんて、究極だぞ。
◆天才バカボン
西から上がったおひさまが。というほうのやつ。
これでいいのだ、これでいいのだ、天才バカボンバカボンボン。
◆金のない奴あ。の歌。タイトルわからん。
金のない奴あ、おれんとこに来い。おれもないけど心配するな。
心配だよ。
◆女よんでブギ
桑田の初期。
桑田はテヴュー時がピークであとはひたすら下降線。
自分で自分のマネしだしたらおしまいだ。
この歌は凄いぞ、あらゆるフェミニズムを蹴散らす。
metooとかいってんじゃねえよばかやろう。
青島幸男さんが二曲入賞。青島さんの才能と時代精神がばっちりかみ合った60年代だ。
これから、因業大家の新年会だ。