啓発舎

マジすか? マジすよ

今年の10月にはいってからの毎日のすがすがしさは一体なんだ、と北の丸公園で思った。
北の丸にいるのは、無論、東御苑が休みであることによる。
月曜が休日の場合は営業、というんだろうか、開園し、翌日休みにする、ということを今日門前払いされてわかった。

北の丸と東御苑の違いは、広場に池があるかとビール飲めるかの2点に集約される。
北の丸は両方、はい、なので、今日少し株を上げた。

光のつぶつぶと空間。
日陰と日なたは別世界。
ゆらゆら時間が過ぎる。
など、体感する。



という毎日が、こう続くと、いやでも浄土という言葉が浮かぶ。

これが即身成仏ということか。
既存仏教のすべての流派にぼこぼこにされそうだが。

そういえば、北の丸の池は、彼岸というイメージがなくもない。


昨日の来客との午後の会話で問われるままに当方がつぶやいたのは概略以下だ。
明日、来年、100年後の展望がないと、おのずから、今日だけ、今だけ、ということになること。
よけいな、人関係がなくなると、自分の中の水面が鏡みたいになる瞬間が劇的に増えること
いきおい、午後は、だいたいここ、リビングの窓際、飼い猫の指定席、でぼーっとするのは、天の配列、星座の運行に由来すること。


問いは、拝察の通り、いったい何が面白いの、という時速180キロの直球であった。
必然、に、面白いもへちまもねえ、というのが、そのこたえだ。