昼、善福寺川を散歩するのだが、がちがちに護岸している巨大なU字溝のようではあるのだが、ずっと先を見ると、こう、ゆるやかに蛇行していて、そこに桜の枯れ枝がかぶさっている景色は、なんだか生理に訴えかけるところがある。
無条件に気持ちいい。
この、ゆるいかんじ。
空なんか見上げると、ケヤキ、だと思うが、鋭角的に枝分かれしながら、全体は、丸っこく空に延びている。
その延びているかんじ。
気持ちいい。
で、更にその彼方に雲が刷毛ではいたようで、その線が青に溶け込む。
気持ちいい。
ということで、今回の人生は、こんなところでOKではないかね。