啓発舎

マジすか? マジすよ

◆きのうは、神楽坂方面で、昔の仲間と新年会。
 方向が一緒の同級生と南北線で帰り、夜中でしたが、白金のパブで、小一時間、話しこんだ。
 本郷の建築をでて大手の設計事務所に入り、外資系の高層ホテルなどを手掛けた仁。
で、その彼が、こんなことを言っていた。
この30年仕事もいろいろやったけれど、最近、もうそろそろいいだろうというかんじになってきて、これからどうする、ということを考える。
こうして話していると、社会にでてからの経験は全然違うのに、ものの考え方、感じ方がそのまま共有できている。あの6年間の体験が今の自分の核になっているとつくづく思う。これからは、それをだいじにしてやっていくのだろうな、
というようなこと。
その人は、私と違ってまじめな少年だったので、名前顔は知ってたが当時はほとんど接点がなかった。
卒業してからも、会うのはもちろんその日がはじめてだったのだが、私もその日何杯目かのビールを飲みながら、ちょうどまったくおなじことを思っていたので、おじさん二人でなんだかしみじみしました。
◆で、昼すぎまで朦朧。
 外は白々とした冬の空。
 黒ビールで迎え酒。
 チェロのおさらい。終日籠城。
 すこし、「身捨つるほどの祖国はありや」の気分になる。