南禅寺界隈で検索して、当方の1/11ブログをヒットしてしまったみなさん、世迷言でごめんなさい。
罪滅ぼしで、少し真面目に書きます。
◆閑居 道心 そして 数寄
隠者の3要件。
この三要素の中で、一番ややこしいのが三番目。
一番目は、9時5時の拘束を排除すればたちまち実現。
二番目は、もう足かけ20年やってる。
数寄、は、なかなか骨だ。
南禅寺界隈の別荘の主は、生涯かけてそれを追求したのだろう。
あるいは、茶の助けを借り、あるいは能に導かれて。
いずれも、いいアプローチだと思う。
数寄といえば、後水尾さんだ。
修学院にはお世話になった。
数寄、が突破口にある、というのは、およそ古今の神秘主義、というか、要は、大いなる一への合一のようなことを唱える行の類一切、の中でも画期的だと思う。
美、が、扉を開く鍵だ、という。
この国が偉大なのは、そこだ。
だからこそ美を洗練した。
究極を極めるための道標が即ち美ということ。
南禅寺界隈は期待できる気がする。
真○苑さん、野村さん、早く公開してください。