2009-11-25 お堀沿いの道 金曜日の昼、お目当ての店を予約できて、俄かに京都が近しく思えるようになった。こことここというのはだいたい決めてあるが、気の向くままという余地も残したい。 受け身でいること。週に一度九段下から都営線にのる用事があるので、昔のフェアモント、今、ここまで悪趣味だといっそいさぎよいバブルマンションのあたりからお堀沿いの道を歩く。 暗い。江戸時代の人も、この暗さ、お堀のしんとした気を感じながら歩いていたのだろうな。気持がしんとして、この道は好きだ。