啓発舎

マジすか? マジすよ

スターバックスでアイスコーヒーを頼んだら、環境がどうしたこうしたで、ストローいりますか、とか言うから、じゃあいいや、と、ストローなしだ。
飲みにくいことこの上ない。
ストローより、この、プラ容器を紙にする方が先だろ。
偽善、びほうさく、責任者出てこい、をやってみようか。
と、四谷スターバックスで書いてます。
用事二つ片付けた。
世の中やっと動き出しました。

◆きのうのジョンウィリアムスの金太郎あめサウンドがこびりついている。

最後にやったのはテロップだとスーパーマンだそうだが、曲はスターウォーズとまるで同じにちゃんと聞こえる。

冒頭金管かまし、中間は弦のユニゾン、最後にまた管が咆哮の構成。

これをきちんと同じに聞こえるかどうかを、おいらが音楽談義の相手を選ぶ物差しのひとつに採用する、と今決めた。

ドゥダメルは楽しそうに振っていた。

 

クラシック音楽館 NHK音楽祭ドゥダメル指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック

「オリンピック・ファンファーレとテーマ」

「“未知との遭遇”から」

「“ジョーズ”から」

「“ハリー・ポッター”シリーズから」

「“シンドラーのリスト”テーマ」

「“E.T.”から」

「“フック”から」

「“ジュラシック・パーク”テーマ」

「“インディ・ジョーンズ”シリーズから」

「“SAYURI”テーマ」

「“スター・ウォーズ”シリーズから」

「“スター・ウォーズ エピソード7”から」

「“スーパーマン”から」

ジョン・ウィリアムズ:作曲
(指揮)グスターボ・ドゥダメル、(管弦楽)ロサンゼルス・フィルハーモニック

 

全部同じに聞こえるか、各曲を聴き分けられるか、これであなたの適性がわかります。

 

 

聞き専は、すべての曲にちゃんと能書き垂れます。剛の者は、ボーイングによるニュアンスの違い、なんてことも言いだしかねない。

 

 

内職を用意しておいてよかったよかった。

はかどった。

 

岩波「図書」5月号届く。

 

荒っぽい、の一語。

主宰が論評する余地なし。酷評にも値しない。

 

「対談」は直木賞ご祝儀か。

そこらのおやじが神田で管巻いてるのを採録してもこれよりまし。

 

編集後記「こぼればなし」で、「彼の地」というのはドイツのこと、と、「本邦」をくらべて、ぶちぶち言っている。

当然「彼の地」はエラく、「本邦」はダメ、という岩波舶来崇拝教養主義の古式にのっとった論鋒。

売り上ピークの半分で「この国の本を取り巻く環境は、危機的な状況を迎えています」、としめる。

 

同感だ。

せっかくだからこれを書いた編集に余が策を与えよう。

 

まず、ヘタレ編集者全員、自分を含め、営業に配転する。

 

対症療法だ。

岩波の根治は遠い。