啓発舎

マジすか? マジすよ

岩波『図書』11月号届く。

大きなシステムとファンタジー 影山知明

知らない筆者だが、書いてるなかみから、一山いくらのキャリアポルノの書き手、と知れる。

おれがキャリアポルノというのはスカスカの説教、という程度の意味だが、なかみがすかすかなのは、むしろよいことです。およそ説教と名の付くものは、坊主のごたくをはじめ、ほぼ全部ダメだから、同じダメなら中身は薄いに越したことない。

辟易するのは、この種の書き手は、例外なく自分にうっとりなんだよね。

これは困る。

「競争と利己性」に基づいた経済から、「友愛と利他性」に基づいた経済へ。

だそうな。

日頃、わるびし銀行、低級リバブルなど、つぶらな瞳、清らかな心の仁に囲まれて稀有な恵まれた環境で「経済」してる主宰にして、いささか絵空事にすぎやしないか、というおもいを禁じ得ない。

 

なんかこいつ営業してねえか。食わせ者のにおいがするぞ。