2024-09-16 ■ ムーティのアッティラ 壮絶にして華麗。 大胆にして繊細。 メーリ! ソプラノは、アリアも素晴らしかったが、重唱のときの浮遊感。虚空に消えるような。 題名役は、猛将というより、家父長のような滋味。 四重唱が、四声部の合唱のようにきこえる。 一人一人が、時空を領する。 世界レベルが4人そろうと、ほんとに、こういうことが起こる。 この年まで生きながらえてよかった。