啓発舎

マジすか? マジすよ

太陽がいっぱい について

 

 みた気になっていた映画。

 ヨットのシーンとかプロジェクターでサインの練習するところとか、部分部分は、散々テレビとかでやってるから、それで見た気になっていたんだね。

筋も、映画の本よめば、書いてある。

 

 後半は、アリバイ工作のよくあるB級ドラマ。

ラストシーンも、どちらかといえば、チープ。

 成りすましのユーフォリアを楽しむ映画だと思っていたのだが、その期待には応えない。

せわしない。

男女男の三角関係かと思えば、アランドロンは、マリーラフォレに毛ほども興味を示さな

 

モーリスロネがアランドロンをいたぶる、とか、召使い扱いするか、といえば、それどころか、こいつらできてる、的な思わせぶりもあるぐらい。

仲良い。少なくともモーリスロネは、アランドロンを普通に遇している。とおれにはみえる。

偽のサインで口座からせしめたのは、わずか数百ドル。あれほど練習したのに。

 

アランドロンがらみの男女男映画だと、冒険者なんかもあるが、そっちのほうが、ずっと良い。

 

おれなら、後半、なりすましたアランドロンが、ホテルだのレストランだのヨットhサーバーだのでよってたかってちやほやされるのをこれでもか、と畳みかけて、最後のヨット引き上げにつなげる。

 

素人考えか。

 

村上陽一郎

 こいつの書くものは何読んでも笑える。

 嗤う、と書きたいのはやまやまなれど、嗤う、だと、こっちの気持ちに負荷がかかる。

 どうせ笑うなら大らかでありたい。

 

 テーマは、「死」だそうだが、お題がなんであれ、いつものキザ男節。

 うんちく大会。

 

 ひさしぶりに立ち読み、そうだな、15分ぐらい。山下書店で。

 店員にうろうろされた。

 

 

 で思いついた。

 今年の気づき。

 笑いは大らかであるべし。

 

 憫笑は、これを意識して排する。

 

◆じべた