で、神保町の用事。
銭金の専門家。
決算書を長年見続けてわかるのは、カネは、結局ヒトにつく、と。
ダメは、ダメになる、と。
カネに対するモラル、みたいなもんですね。
おいらは、どうだろうか。
数字も資産も均すと右勾配ではあるが。
10年来のつきあいなので、いや、10年来のつきあいであるにも関わらず、おいらはどうですか、と聞き返すタイミングをはずす。
たとえば、この一両年は琵琶湖で釣り糸、というおいらの料簡は、カネ業界にとっては、どうなんだろうか。
こういうことは、結局、自分で読まないといけない、あまりヒトとどうこうするのになじまない。
逆張りするつもりは全くないが、結果としてそうなることが多いのは、勝つのは常に少数者だから、これは世の流れです。
地べた関連は、年度末でジャンクがぼろぼろでてきている。
今年の年度末クズ物件は、築3年狭小地4階建て打ちっぱなし利回り4.7%、みたいな感じ。
同じようなので未竣工もゲロゲロ出てるから、新築と、築3年失敗でした物件が、市場で張り合っている。
これ、もうニ三年して値崩れしたら、よりどりになる。
いまは、残債があるから、損切り売りできない。
完成在庫は、業者が飛ばないと、バルクではでてこない。
というかんじ、おれの地べたマーケットのカネ感覚は。
買い場は、今年の下期、キャッシュポジションの高い奴、元から持ってる奴の価値、という当たり前の展開。
と読む。
勝ったな。
いずれにしろ、先の話だ。
ハハ。