明日は来訪者あり。
おれは、世間的には、諦念、じゃない、定年のじじい、である。
年金支給を待ち望み、爪に火を灯してくらすイメージか。
ほっと一息というような。
とんでもない。
毎日切り結んでます。
おれだけじゃないと思うよ。
いま、定年とか節目とかが、あいまいになっている、じじい業界では。
全然引退しない、できない。
勤め人にとって諦念、じゃない、停年は、区切りではある。
だが、そこから、また、すぐ、始まるのだね、おそらく、それまでと同等か、もっと過酷な身過ぎ世過ぎが。
必要な能力は、サバンナで食われない勘だけ。
よいしょだのご無理ごもっともだのことなかれだのは、それまでは大事なスキルであったが、もう必要ない。のみならず、自らを害することにつながる、非常にしばしば。
退職金を言われるままに半分投信にぶちこみやられる。
さらに、ノンバンクで高利を引っ張り、ジャンクなワンルームをはめこまれ、沈没。
もう浮上できないです。ご臨終。
銭金界では、ね。
でも生き物としての露命はつながないといけない。
さあ、どうする。
というじじいが量産されます、これから。
というわけで、賢者は脇をしめるのみ。
明日は、たいしたことない。
いま、組んでるAを切るはらがある、おれに。
そのためには、予めBをつないでおくことがだいじだ。
そのB候補との顔合わせ。