内田裕也氏逝去の報に接する。
70年代の半ばぐらいか、ジュリーが井上たかあきなんかと組んで、小難しいことをやりはじめたころだ。
おれなんかのバンドは、クリームとか、デレク&ドミノスとか、そういうのを卒業して危険な二人が定番であった、すでに。コミックバンド扱いだった、学校で。
だからジュリーをマークしていたんですの。まじで。
バンドの出る音楽番組は少ないから、ジュリー一味がでると、有象無象が、ついでにニ三曲やる。
そういうとき、必ず、この人がいました。
で、ジョニビグー、とか、シェキナベイビーとかやるんだけど、ほとんどお経なんだよね。
ギョーテーギョーテーハラソーギョーテーみたい。
歌、のはずなのに、ほとんど抑揚というものがない。
で、ジュリーがでてきて、一曲やるの。
湯屋ちゃん、という曲です。
熊野ちゃんとも、いうわけないか。
短気は損気、ユーヤちゃん~、とかやってました。
カッコいい。
裕也のロック魂は、弟子のジュリーが立派に受け継いでいる。
荒ぶる魂。
合掌。