という舌の根も乾かないうちに。
ファミレスで飯食って仕事の打ち合わせ。ファミレスの四人掛けほど、業務打ち合わせに適した空間はない。
で、よもやま話になり、おれも昔営業をやっていた、という流れになり、接待ゴルフの話になった、おれの。
どちらかというと、あまり、したい話ではないので、そんなばかなこともした、と切り上げようとしたら、先方が、根掘り葉掘りみたいな勢いになる。
仕方なく、背広幹事がどうしたこうした、握りがなんだかんだ、客を送り届けて疲労困憊、とか、トホホの話を、聞かれるままにすると。
いや、金銀銅鉄とか、縦横とかあって、しまいに収拾がつかなくなって。
いまから思うとお笑い草だが、当時は、なんというか、歯を食いしばって遊んでいた、泣きべそかきながら浮かれていた、みたいなあの感覚。
それが、そのニュアンスが、うまく説明できない。
別世界の話みたいです、と。
来年40の大台です。学校はいってからこっち、世の中で、いいこと全然ありませんでした、の世代のおにいちゃんなのでした。
とても鎖国パラダイスの話などできません。
世代によって、この国の見え方は、全然違うんですね。
それが臨場感をもってわかりました、今日は。ファミレスで。
生ビール二杯で。