毎年この時期、NHKが気を吐く。
小野田少尉もノモンハン事件も、面白かった。
少し前に、インパール作戦の検証番組があった。これも力作。
ノモンハンもインパールも、当方が日本軍を特徴づけると常に思う以下の点が顕著だ。
◆組織の中で、責任を無化する技術
作戦失敗の責任が誰にあるのか、うやむやになる。
トップが真っ先に自分の責任を否定する。
◆勇ましい掛け声
日本ビューティホーとのたまう人々は、これなんかも「美質」と認識するのだろうか。
ひょっとして、美質というよりむしろ宿痾、とでもいうべきでは、という疑義の余地は、ないか。
非国民の発想か。
ともあれ、この「美質」は、この国の任意の組織、なんとか省とかかんとか銀行とか●×教とかに、脈々と引き継がれている。
きさまそれでも●×か。
の●×に違和感なくはまる組織は、だいたい、共通。
きさまそれでもサマナ(修行者の意)か。
いやしくも財務省職員の矜持があるならば。
日大アメフトの栄光のために。
てな具合。
もちろんあらゆるヒトの集団は邪悪だが、この国、パチンコカントリーは、それがちょっと甚だしいのではないか、という体感が、居心地のわるいかんじが、私にはあります。