啓発舎

マジすか? マジすよ

このひと月地べた関連に掛かり切りだったが、さきほど、ケリになった。
ここしばらくは、話をぶち壊す作業に没頭。
伏線をはり、材料を積み上げ、条件が折り合わない、残念でしたまたどうぞ、にもっていくのに二週間かかった。
金貸しだの口利きだの野次馬だのまわりにいるんでね。
売りも銀行も前のめりでまいりました。
話しは無理筋だとじきにわかったのだが、それを承知で貸すと言い張る金貸し。
不要な共担召し上げ、金利釣り上げ、やりたい放題です、本来無理筋だが、あなただからお貸しするのですよ、と。
売りは、周辺相場とこれからの成長性、なんといっても港区アドレスを連呼する。


かぼちゃ事件でインテリだの高給取りだのがころっとやられると、高学歴の頭のよい奴がなぜ、というが答えは簡単だ。


バカだからだ。


銀行が猫なで声になったら、不動産やが「絶対」と口にしたら、かならず、その逆が真実だ、という猿でも象でもわかることが、ヒトは、わからない。

猿でも象でも、というのは決して猿さんや象くんをばかにしているのではない。
絵なんかかかせたら、そこらのはったり抽象画家真っ蒼の、教養あふれる生き物、の例証として登場してもらった。


もちろん、かぼちゃでやられる一部上場企業管理職年収1500万円は、猿さま、象さんより数等劣ることはいうまでもない。

退却、またしばらく昼寝します。

プレミアムシネマ「勇気ある追跡
父を殺した男を探し出すため、14歳の少女マティは、大酒飲みだがすご腕の保安官コグバーンと、テキサス・レンジャーのラビーフを雇い、悪漢たちを追跡する旅に出るが…。コグバーンを演じたジョン・ウェインが初のアカデミー主演男優賞を受賞、カントリー・ミュージシャンのG・キャンベルがラビーフを演じ、ロバート・デュバルデニス・ホッパーなど、個性あふれる俳優たちが出演する西部劇。監督はベテラン、H・ハサウェイ。
ジョン・ウェイン,キム・ダービー,グレン・キャンベル,ロバート・デュバル,デニス・ホッパー

コーエン兄弟がリメイクしたのを先に見ていたのだが、今日見たオリジナルのほうがずっとよい。
コーエン兄弟は、信用できないときがある。


ジョンウエインの慈父のまなざしをみる、これは、映画だ。
意外や、グレンキャンベルが、人の好い兄ちゃん役を過不足なく演じていて、ジョンウエインとの呼吸がよい。

悪役も、どこか抜けていて、お転婆な女の子と、それに手を焼くおやじたち、という構図が最後まで続く。
当然、そこはかとなくユウモラスな空気が底流する、が、それがあざとくならない。
おとなのおやじの懐の深い暖かさをみせるのがハリウッドは、うまい。
私は好きです。