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自転車で。丸の内
ラ・フォル・ジュルネのおまけで、無料コンサートをやっているので、でかける。

会場は八か所あるようだが、当方は、
丸ビル１Fマルキューブ
および
丸の内ブリックスクエア・一号館広場
で。

よい午後を過ごした。
丸ビルは、金管合奏、声楽、ピアノ独奏の三組、いずれも現役芸大生、それぞれ３０分ほど。
一号館は木管五重奏。エロイカ木管五重奏団、という、これはプロか。

こういう開いた空間での演奏には、かまし、がどうしてもほしい。
そういう意味では、なかでは、木管五重奏に、プロとしての一日の長があった。

芸大生は、いまのこの国のぼくちゃんおじょうちゃん象徴するように、みんなお行儀よく、おとなしい。
金管合奏は、スターウォーズやれよ、とはいわないが、せめて、最後は派手にキメてもよかったかもしれない。

こういう催しは、人、が肝心なので、場所がひとを選ぶのか、おだやかな、いい空気をギャラリーがかもしだしていて、それもよかった。

いま、世界でも、こういう時空間を現出するのは、この国このエリアのほか、そうはないのではないか、全然海外いかないから肌感覚ではわからないが。

この国に立て籠って、催しには、なかみやら集まるであろう人やらを注意深く吟味して、たまにでかける、ヒット　アンド　アウェイ戦術で対応する。
それで、いま世界で望みうる、最上の時間が過ごせるのではないか。
日常が最上でありうる日々。

と、ほめておいてなんだが、ラ・フォル・ジュルネの有料のほうの催し群は、５０００人収容のホールに詰め込んでみたりして、あまりかんばしくないと思います、金払って出かけたことないからわからないが。