ヒトを個別に相手するのはめんどくさいので、ざっくりおおまかに分別して、ゴミ出しする。
女は、ほぼカラス。
男は、おおかた座敷犬。
これをカラス、犬、と分別し、レジ袋にいれエレベーターホールのゴミコーナーに捨てる。
残りの、座敷犬でない野郎、カラスとはいえない女だけ相手にすればいいので、楽だ。
きのうから今日にかけて、後ずさりしながらキャンキャン吠えてはご主人様の陰にかくれこちらをうかがう、という、座敷犬の鑑のような、ある意味見ほれるような、犬ころを処分できて、すこし、すっきりした。
カラスも一羽カーカーおれの周りを飛び回っているのがいるが、これは黙殺している。
以上。