啓発舎

マジすか? マジすよ

トランプ シンゾーのラブラブ報道もひと段落したところで、当方の感想。

◆Remember Pearlharbor
とつぶやいて横田に降り立ち
◆バンカーで転んだシンゾーを
「私は見ていないが、ヘリコプターが上空から(転ぶところを)撮っていた。私は感動した。今まで見てきたどの体操選手よりも素晴らしかった」
と、おちょくり
◆晩さん会では、
 「断るつもりだったが、すでにこちらに向かっているというので仕方なくあった」
と暴露し
◆武器を買わせたことを得意げにツイートし
◆世界の首脳と良い関係、と10名も名前をあげたが、その中にアベの名前はない

というのが時系列で私が選んだトランプの言動の肝。

どこがラブラブだ。
へつらう召使を心底バカにする酷薄なご主人様というのが妥当なところだろう。
もちろん、思わず飛び出した失言などではなく、明確に、伝わるように、メッセージとして打ち出している。
いちばんシビアに受け止めたのは、帽子に刺繍のラブレターまで用意して求愛した、シンゾーその人、のはずだ。


山口二郎氏の以下のコメントが、今回の騒動を簡明に要約している。
「大統領を急いで追いかけようとしてバンカーの縁から転げ落ちた首相の姿は、日本という国そのものの象徴であった。」山口二郎東京新聞
2017/11/12


シンゾーは、接待に失敗した極東支店長として冷や汗をかいているかもしれにないが、支店の従業員であるこの国に住む人々は、別に慨嘆するにはあたらない。
極東支店に対する社長の関心は、本社への上納だけなので、支店内のあれこれははなから興味なし、従業員は、いままでどおりお気楽にやっていけばよい。
しかも、社長は、再選されたとしてもあと7年だ。

一番不幸なのは、本社の社員ですよ。
しかも、いままで冷や飯食ってきたが、こんど話せるボスがきて、おれたちもやっと陽のめが、と缶ビール片手に気勢をあげるヒルビリー諸君、あなたがたが一番バカにされてますよ社長から、実は。


トランプというのはわかりやすい奴だ。


自分が大好きなんですね。
他人も、青い空白い雲もない、自分だけ。
天下無敵だ。
だが、惜しむらくは、肝心の「自分」が、ぜんぜんない。
がらんどう。


小トランプは、そこら中にいる、おれは、別に接触するのはいやではない、ここを押せばこう反応する、がわかりやすいから。
「そっち」の極北、どうでもいいけど。


ということで、明日からも安心してお気楽します。