金曜日からきのうまで外界との交渉ごとが続いたので、今日は自分が自分にお帰りなさいの一日。
昨日ぐらいから思うところがあって。
一体、ひとはどのぐらい遠くまで歩いていくことができるのだろう。
もちろん金曜日のあれこれに触発されたので、あれ以来、いろんなことが去来するのですよ。
ちょっと障るから、あまり具体的にはあれだが、40年前は、ある人は南青山あたりの住人でまた別の彼は二番町に住んでいた。
で、始終、行ったり来たりしていたから、思えば45年前ぐらいから、おれらはこの辺りでもぞもぞしていた。
で、今また、この周辺。
ひよこのころ、東京のこの辺りでじゃれあっていたが、それなりにそれぞれ新たな世界に羽ばたた、つもりが、いつのまにか、古巣に舞い戻り、じゃれ合う、年ではないので、ぼそぼそやっている。
もう、どこ探しても、シベリアだか、ニューギニアだかに海を越えて飛んでいく体力はないですから、この先は留鳥としてここらでエサをついばむんでしょうね、お迎えがくるまで。
お互い。
というトホホ感を、ほんとの安らぎというのかもしれない。