啓発舎

マジすか? マジすよ

表参道で仕事がらみ。そのあと渋谷で遊びがらみ。


こどもの城の会議室で毎週末カルトっぽい寄合に参加してとか、宮下公園に抜ける道に児童館があってガキの頃、とかネタには事欠かない一画であるのだが、例によってビールワインであるのみならず、坂の往ったり来たりで、足にもきている。
というわけで、「優越感具現化カタログ」だ。
いや、帰ったら「波」が届いていて、おまけでこの通販カタログがついていた。二度目。
重量感からいったらどっちが付録かわからない、というごつい製本。
これが妖しさ満載なんですのよ。


たとえば、P17商品番号19は以下。

ゾーリンゲンニュー鼻毛カッター

惹句にいう「どんなに高価な服を着て、美しい宝石で身を飾っても、鼻の穴から鼻毛が飛び出していたら全てが台無しだ。<中略>。そんな悩みとも、この鼻毛カッターがあればお別れだ」そうだ。「春のBestSeller」の逸品だ。


あのなあ。
これをまじめに論評したら新潮社の思う壺みたいな気もするので、感想は控える。


他にも、「ごろ寝敷布団」「元祖毛玉取りブラシ」など、ちょっとうるさい週刊辛嘲読者の「優越感」をくすぐる商品が満載だ。

巻末に「優越感具現化カタログ特別篇商品お申込み用紙」がついている。
ほんとに申し込んでみようか。