二泊三日でさっき帰ってきた。遊び。
スマホが大活躍で、きのうの午前中で仕事がひとつ片付いた。わたしがやったわけでなく、人に動いていただいたのであるが。
宿でも感じたのだが、いま、この国の人は、善意のやりとりに、飢えているというのは言い過ぎか、渇望、というのもちょっとなにか、ともかく、当方の感謝に対する反応が、その喜び方が、尋常じゃない、と思った。
きのう片付いたしごとにも、そういう要素があった。
個人の体験を国レベルに一般化するのもなんだが。
それだけ、クレームっぽいということか、日常が。
おれは、そうでもない、と思う。
衣食足りて、みんなほのぼの仲良くしようよ、という武者小路精神が涵養されてきている、ということは、ないか。
少なくとも、仲良くできる範囲では。
お金を介在するやりとりなんて、もっとドライでいいはずなのだが、かえってそういう関係だと、根っこがドライであるだけに、遠慮なくウェットができる、というか。
無償のウェット、即ち善意の疎通ができる、というか。
そういうことを、このところよく感じるので、街中では、なにかにつけ、ありがとうございます、を口にするようにしている、このおれさまが。