啓発舎

マジすか? マジすよ

今日本屋で新書の棚の背表紙群をみていて思った。
本が売れないのは誠に健全なことだ。
これだけある本が実際に売れて、しかも買った人がある程度なかみも読むとしたら、それによる余計な情報量の負荷で、国民のメモリー飽和演算著しく遅延、黒田がせっかく世間をけむに巻いてもちこたえている日本経済沈没は必定だ。


ところで、おれが勝手にピックアップしたわが軍お笑い三莫迦トリオのなかでも抜群のアヴェレージを誇るスラッガー福田和也が、新たなパフォーマンスで、面白を世に問うているので紹介する。
なんか本を出したらしい。
新版総理の値打ち。
この国の総理大臣に点数をつける、という趣向で、何年かまえに出したのに加筆、と。
狙いはずばり以下、と思料する。
二匹目のどじょう狙い、楽してかせぎたい。
 その意気やよし。
◆二度目のアベにいい点つけてよいしょして、あわよくば聞こえの良いポストをせしめたい。
 これも実に立派な心掛けだ。


福田和也は面白いなあ。



評判はどうかといまamazonみたら、まだカスタマーレヴューはありません、と。
悪評すらない。株でいうと、「出来ず」というやつか。

さあ、増刷はあるか、というスリルとサスペンス。


福田よ。
崖っぷちで焦っているようだが、おれも応援するから、どうか、消えずにもちこたえてくれ。
本心だ。
おまえほど嗤える人材の後釜はそう簡単にみつからない。おまえがコケたら私の面白ワールドが一気にさびしくなる。