啓発舎

マジすか? マジすよ

N響新シーズン。
息子ヤルヴィだし小曲連立プログラムだし、で、全然期待しません。
年度後半はサントリーホール全面改装なのでお休みだ。
関係者に申し上げる。現在のロビーの立ち飲みコーナーは休憩時間に地味に沈没するのに絶好の場所だ、どうか、おやじの憩いの場はなるべく残していただきたいものだ。
お定まりの、きらびやか、隅々まで照明、の例の退屈な空間になってしまうのだろうけど。
と、悲観の虫だ、相変わらず。
予め諦めておこう。


N時間後。
今夜はビール休憩時に一杯、帰りに六本木一丁目で一杯、のみ。
第1841回 N響定期公演 Bプログラム
ムソルグスキー交響詩「はげ山の一夜」(原典版「聖ヨハネ祭のはげ山の一夜」)
武満 徹/ア・ウェイ・ア・ローンII(1981)
武満 徹/ハウ・スロー・ザ・ウィンド(1991)
ムソルグスキーリムスキー・コルサコフ編)/歌劇「ホヴァンシチナ」─ 第4幕 第2場への間奏曲「ゴリツィン公の流刑」
ムソルグスキーラヴェル編)/組曲展覧会の絵
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ


スタジオ録音に同席した。いつもどおり百個買った、じゃない、冷やっこかったです。
以上。


それだけじゃあんまりか。
では、以下蛇足。
展覧会の絵
統率は見事なものだ。
レントゲン写真。

ほんとは、おバカな曲なんですのよ、これ。
それが今夜の指揮者の手にかかると、ピョンヤン大宮殿、そんな建物があるか知らないが、で厳粛に執り行われるミサようだ。
音楽の天災、じゃない天才をもって鳴る首領様が聴いたら随喜の涙だ。


木戸賃払ってるんだから楽しむに越したことはない。


武満さんは、晩年の手つきが、ね。
ドビュッシーで十分、と相変わらず憎まれ口をたたくおれだ。