啓発舎

マジすか? マジすよ

本屋で涼んでいたら文庫平積コーナーで、ひときわ存在をアピールするタイトルがとびこんできた。


ゲバゲバ人生


厚さ3センチぐらい。カラマーゾフの兄弟並みだ。


巨泉は、全盛期、実はそこら中で悪評紛々だった。
横柄傲慢おれさま品行、とか、な。
だが、おれはOKだった、小学生だったが。
ませたほうではなかったと思う、ふつうのガキだ。
面白だったですよ。
イレブンPM見ました。
親と一緒だ。
洋画紹介のスケベなところ、とかも。
おれのおやじはナンパだったから、おれがとなりで見ていてもちょっかいはださない。
ださないが、やはり、きまずいというか、ある緊張感が漂うのはいたしかたないところだ。
いきおい、それぞれが画面を凝視しつづける緊迫した時間が流れる。
おわるとほっとしました。
すけべ方面の映像に未だにのれないのは、こんなところに根っこがあったか。

ゲバゲバ60分は、全部見ているんじゃないだろうか。
コントとか、乾いているんだよね。
あっと驚くタメゴロー 流行りましたね。



人生ゲバゲバだ。

所詮、とか、畢竟、とか、余計なことばをはさんではいけない。

タイトルだけ鑑賞する。
なかみは読まないでおこう。