今、夜中だ。
時間は静かに流れる。
夜の時間は、滑らかに流れる。
滞らない、止まらない。
昼は、ときどき、そうでないことがある。
時間にぽっかり穴が開くときが、まれに、ある。
きのうが、それ。
いま、時間は流れている。
流れていることが体感できる。
流れるの反対語は、たぶん、止まる、というような意味の言葉だ。
だとすると、時間が流れないのなら、止まるのか。
というと、ちょっと違う。
流れるというのは、流体、水、の感覚だが、昼のぽっかりは、気体ですね。
空気。
空気がぽっかり、空になる。
真空とも違うと思う。
真空というと、空間はあるが、それを充たす物質がない、酸素とか窒素とかの分子がない、というイメージ。
ぽっかり、は、空間すらあるのかないのか、そもそも時間がないところに、空間が存するのか。
という体感。
というあたりで、毎日やっていく日常は、いいのではないか。
今回の人生は。
この先N時間、N日、N年、N世紀。
きのうは、そういうこと。