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梅雨明けか。

Ｎ時間後。
渋谷に用事あり。
平日の午前中にこの街を徘徊するのは、ただでさえあまり行かないのに、それこそ何年ぶりか。
なぜ平日に行かないか、というと、用がないからに他ならない。用がなきゃいかないよ、ここは。
平日でも渋谷は渋谷だった。
用事はあっさり済んだので、即座に田町行きの都バスにのっかって恵比寿方面。
平日の昼ごろこの街を徘徊するのは、１０日ぶりぐらいだ。前回も今回も特に用事はない。
恵比寿はまだなんとか持ち堪えている。
というわけで記念館でスタウト。
店の人が挨拶に来たのでしばし雑談。
すっかり国際的になって。
良しあしですけどね。てなかんじ。
なんか、半島系の来店が多いらしい。口コミで広がっているようだ。
松潤のドラマでここの広場が使われて、半島住民の一部で聖地のようになっている、と。そこで記念写真をとりここでビール飲むというのがコースになっている、と。
まあ、わが国もヨン様ブームとか、ありましたからね。
いま、どうなんですか、韓流は。

ふらふらしていて、能作の錫器をあやうく買いそうになる。
寺町通で買った錫のタンブラーが実は拙宅にあるのだが、あまり使っていない。
ビールの泡が外から見えないのと、熱の伝導が良すぎて、持っていて冷たい。
今日みたのは敷物なので、その心配はなさそうだ。
次回は買ってしまいそうだ。

スタバ。
ここでのことが今日の本題。
このあたり住んでいた時分は、それこそ毎週のようにここでぼーっとしていたが、午後は井戸端会議場の様相を呈することが多かった。ウォークマンは欠かせなかった。

最近、かわってきたように思う。
女がわめかなくなってきた、あるいはわめく女二人組濃度が薄くなった。
有意なデータもとれると思う、スタバはバイト雇って検証してみたらどうだろう。

爆買いの効果ではないか、とおれはにらんでいる。
爆買い一味の行状を見て、いいかげんにしてよ、という経験が擦り込まれ刷り込まれ、公ではわめかない、という基本動作を学習するに至った、と。
爆買い共和国が好きですか？嫌いです割合８５％はだてじゃない。

夜郎自大という形容の対象が、この国の女二人組から爆買い共和国住民に遷移した。
大陸から来襲する爆買いがこの国のマナーの最底辺を支えることにより、わが国の女二人組の相対的な地位の向上に貢献する、と。
ハハ。

スタバは静かなもんでしたよ。