啓発舎

マジすか? マジすよ


東御苑。
なんとかツバキ。
桜もそこそこありましたが、ツバキ園の一画に、地味に咲いているこの花が、当方の選んだ本日の別嬪さんです。


鳥は、いつものメンバーだが、どこを見ても目に留まるのはヒヨドリだ。完全にこの一帯を制圧している。カラスではない。オナガなんかライヴァル的存在なんだろうけど、全然影が薄い。
ところで、どうしても、私はこいつには馴染めない。メジロを意味なく蹴散らすところなど、爆買いの獰猛さに匹敵するのではないか。
ヒヨドリと爆買い一味は、うまがあいそうだ。
グローバル化は、種の違いも乗り越える。
爆買共和国人民、ヒヨドリ・カラス・ハイエナ、などは、種を横断して連帯しそうだ。
仲良き事はよきこと哉。

というわけで、ショーンKさんの登場です。
さっき立ち読みしてきたばかりだが、蚊春には深く失望した。
せっかくの素材を。今年一番か、というネタを。
文春は釣り上げる技術では他誌を凌駕しているが、さばきが全然だめ。
第一弾はいいが、二の矢がスカ。
なにが、ホラッチョ川上だ。
ゴーマニズムあたりをくすぐるにはこれで十分かもしれないが、それがしには通用せぬぞ。
詐称の詳細を並び立てたり本人の弁解を言われるままに書き連ねたりで4ページ。
そんなことどうでもいい、と全国のよいこの皆さんの悲鳴に近い声も聞こえる。


なんとか大学MBA、年商30億、交友関係VIPそろい踏み。
いいじゃないですか。
一回、その世界で、遊んでみるんですよ。
ホラッチョ川上の華麗な遍歴」で2ページ。
このあとどうするで2ページ。

ここでショーンK氏の今後のあらまほしき姿について私見を述べたい。
それがどうした、と、このままコンサル業を続けるのが、彼の生きる道だと思う。
だって、コンサルって、もともとそういう稼業だろう。
大前がなんで受けるか。
辻説法師として笑えるからだ。
掘がなぜ生き残るか。
髪型、というか帽子というかがスリリングだからだ。



自分の「経歴」ぐらい言いくるめられなくて、コンサルの巨人の星を名乗る資格はない。
まずは、自らの「経歴」を売りにするところからだ。
これまでも、世間をたばかる、というコンサルの王道を進んできた。今更節を曲げるのはもったいない。
今回、さらに笑いの要素も加わった。
リングネームはホラッチョ川上で決定。これだけは文春の功績。
売ってよし、守ってよし、いまや天下無敵だ。


輝ける未来が開かれること間違いなし。