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規格化ということについて。
きのう、滅びゆくものへの詠嘆N題というタイトルで、神保町の街並みとか、女の顔とかについて悪態をついたのだが、自分でもさすがに、と思い直しいったん削除した。

一日たつと、すこしは発酵する。
ということで、同じ素材をつかって別の一皿を仕立ててみました。
切り口は、規格化です。
具体的な記述はなるべく排します。

はやり歌→じゃりを集めて打ち込みビートでJポップコード進行
女の顔→略
神保町→食い物やのチェーン店
話し言葉→吉本流に加工した関西弁

など。
いくらでも挙げられるが、もういいでしょう。
悪趣味の規格化。

この国だけじゃなく国際化、世界中フラット、ということもあるかもしれない。
こないだ書いたが、ちょっと古いがユーロビートなんか世界基準だよな。
女の顔もそうかもな。大久保標準、これは韓流か、とか、ハリウッドモンスター規格とか、これはいくつかの流派にわかれるか。

細部に宿るのは、神様だけじゃない、およそ美しいという言葉にまつわるあれこれは、みんなそうではないだろうか、こうなると。

そういう、細部に宿るあえかなあれこれと遊ぶ、というのがこのところ当方がよくつかう淫する、愉しむという言葉の定義としてもよい。
無論独りよがりだ。