啓発舎

マジすか? マジすよ

丸の内です。


おわって懲りずに新丸。
当方に腹案あり、店を選んで修羅場を避ける、これぞおやじの生きる道。
で、そば屋。
これは当たりだった、そば屋に女二人組は、いたが多数派を形成しない。
少なくとも例のいぎたない輩はいない。


ビール大瓶があるのもうれしい。
せいろ一枚。

で、遠慮なく妄想がうかぶままにする。

音楽のコミニュケーションについて。

アンサンブルだから周りの音と調和しないといけない。
弦、木管金管を聞く。
自分のセクションの音を聞く。
とりあえず隣に座っている奏者と合わせる。

自分の音も聞く。これは諦めに近い。

ざっと以上のことをしながら疎通しようと試み、極く稀に成功する、あるいは成功したと思い込める瞬間がある。

言語を介在しないから、上出来とか、楽しいとか、そういう価値判断に類する感覚は、ない、これはあとからくる。

その刹那は、なんだろう、時空の必然性、みたいな感覚ですよ。


人間の感情が、むしろ引っ込んだところに、音楽と存在が、現出する。


などとポキポキした文章にしかならないことどもが噴出するのでした。



大瓶一本でこれはお値打ちだ。
また来よう。新丸で居場所みつけた、というお話。