啓発舎

マジすか? マジすよ

芥川賞がなんだか盛り上がっているが、ろくに読んでないので言う資格がない。
 最後に買って読んだブンガクは宇野鴻一郎先生だから、もうずいぶんご無沙汰だ。

◆少年Aは、割合長く立ち読みしたが、凡庸という印象だったですね。
 これ、ほんとに本人が売り込んだのだとすると、食わせ者だ。
 ただの変態性欲者が自らを特別な者のように勘違いし、自己顕示してみせた、というところではないか。
 おそらく、二の矢があると思う。

◆森が、自分も実は最初から気に入らなかった、とかいって、さらにボコボコになっているようだが、理由が興味深かった。
「牡蠣みたい」と。
 なるほど、そういう見立てもあったか。
 安藤の会見はちっとも面白くなかったですね。 
 おれにやらせろ、ぐらいかましてもよかったと思うが。

◆女の政権支持率低下が顕著、と。
 これは意外。
 おれのようなオヤジ層が辟易、と思っていた。
 不明を恥じよう。
 しかし、女となるとこれは尾を引くな、理屈じゃないですから。

◆百田は小説廃業とか言ってるそうだが、突撃ナイトスクープに復職するのだろうか。
 
 えーい、どいつもこいつも。
 世間がちょっと騒ぐとたちまち腰が引けるのだね。 
 底光りするヒールの迫力のある男が全然いない。


 高村はキャラが悪役じゃないし、な。
 菅は逃げをうつ。
 公迷党は婦人部の突き上げで自壊。
 朝長さつきが、髪の毛ゴルゴンの蛇状態で議場を恫喝するか。

 いずれにしろ、あまり笑える展開にはなりそうにない。


 いまのところは、森喜朗が、独り気を吐いている、ぐらいか。
 「私も実はいやだった」、なかなか言えませんよ。
 いぶし銀のなかなかいい味だ。