啓発舎

マジすか? マジすよ

今日は、天気が荒れ模様なので日経の出番だ。関係ないか。

偏狭な時代、言論の責務 ネット社会へ冷静な視点 論説委員長 芹川洋一

 4月6日は「新聞をヨム日」。新聞は正確で公正な記事と責任ある論評により、社会にあふれる情報の何が真実か、どれを選ぶべきかを見極める羅針盤となる

のだそうだ。

このあと、識者三氏が、たとえば島田順子氏は、おフランス在住の経験から「生活と文化を守る税制」を訴えるなどそれぞれの立場から新聞をよいしょし、最後に新聞協会が登場、消費税10%にあげる際は、軽減税率を適用しろよ、いいな、とまとめる手つきは鮮やかだ。


で、冒頭の「正確で公正な記事と責任ある論評」のカマシについてだが、言うのは勝手だからそういわれれば取り敢えずそうですか、と言う他ないが、なんと言うんでしょう、羞恥心の欠如は、ほとんど天晴れのレベルに達していると思う。

もちろん例えば株やの手先が「正確」で「公正」な記事を提供するはずはなく、旦那持ちのバイアスは読む側が修正する必要がある。
日経にはしかも複数のパパがいるから、分野じ応じて補正の仕方はかわりややこしいところがあるが、鵜呑みにする読者がバカスケという認識は、当然、前提になる。

ったりめえだろう、おれらの与太を本気にするんじゃねえよ、というのが、作る側の本音だろう。

メディアリテラシーとかいうのか、受け取る側に必要な常識のレベルは、高くなるばかりだ、トホホ。