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偽造フェチではあるが、こう次から次へ新たな「物件」が目白押しの状況は、流石に複雑な気分だ。
で、今回のSTAPだ。
論文偽造といえば、偽造の王道、チャンピオンみたいなものだが、ちょっと今回は、ねえ。

酸をかければ万能細胞ができるのなら、おいらも酢の物でずいぶん実績を作っているはずだ、みたいな与太を、このブログでも最近とばしたばかりだが、おちょくってばかりもいられない。

過去の論文のカットアンドペーストは苦し紛れとしても、データの一部を切り取って編集、というのは、なんだか身も蓋もない。

研究者業界、とでもいうものがあるとして、業界内ではよくあることなのだろうか。
稚気愛すべし、というわけにはいかないのだろうね。

でも、いろいろプロセスに問題はあったが、事実、酸で万能細胞ができてしまったことは真実、ということになると、それはそれで面白いと思うのだが。

鼻水たらして偶然みつかった抗生物質だったか、そういうこともあるようだし。

あまり、よってたかっていじめない方がいいと思います。