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◆大学入試は人物本位にかえる、んだそうである。
　１８才で人物本位もないもんだ、と思うが、いったい、人物の、なにを見るのか。
　勉強ばっかりやって人間性がどうのこうの、という理屈がすぐ浮かぶが、大学っていうところは、本来そういう奴が行くところだったのではないか。
もしかして、合格の基準は「独りよがり」性に富み、傲慢力があり、・・・という奴を採用するのか、教授のみなさんは。自分たちの同類を。
　まあいい。やるなら徹底的にやることだ。

◆いまの大学がどうなっているか全然わからないが、大学関係の肩書でテレビにでたり書評してる人々をみると、だいたい中身が想像つく。
◆理系は、手に職、の要素が常にあるから、「ゼミ会幹事やってました、オッス、因数分解とか難しいはなしはやめましょう」、ではなかなか世間様に通用しないと思うが、文系ね、これをどうするか。
◆社会学者なんて、必要とされる資質は、声が大きいか、人の話を聞かず自説をエキセントリックに言い張れるか、だけだよな。

実際は「人物本位」は、スポーツ得意とか、お芸術への理解とか、ボランティアとか、サークルまとめました、とか、就職面接に近いことをやるんだろうけど。ごくろうさまです。
◆たとえば、東大の文科系で実業っぽくない分野、えーと、たとえば、除く法経のあらゆる学科に「人物本位」入試を導入し、「ゼミ会のコンパならまかせてください」的な学生をどんどんぶちこむのも、いいかもしれない。

世の中全然困らない、なんの問題もなくまわると思う。
ともともと全然要らない「学」だということが明らかになるという実益はあると思う。

人物本位入試に賛成。