連日で恐縮だが、編集手帳より。
“名君”岡山藩主・池田光政は父親がフキ畑で討ち死にしたので生涯、フキを食べなかった。儒者の熊沢蕃山が軽口を叩たたいた。「殿はお幸せ。水田のご最期だったら米を召し上がることが出来ませぬ」◆光政は「うん」と言ったきり黙った。蕃山は深く悔いたと、森銑三氏の『偉人暦』(中公文庫)にある。
この「軽口」から本題に展開するのだが、この逸話は、「うん」と言ったきり黙った藩主の人物が光る。
googleは、きょうは、若冲でロゴの遊びをやっているようだ。
というわけで、このところ、わがブログも朝のやっつけスタイル状態。