啓発舎

マジすか? マジすよ

久しぶり。一言情報シリーズ。かっこいいを中心に。
◆昼、九段方面から丸の内に車で移動していたら、パレスホテルから永代橋方面を望む景色がいつもと違うのに気がついた。
 住銀のビルをぶっ壊し終わって、囲いがとれたのでした。
 なんだか異様な、こげ茶色っぽい構造物があると思ったら、あれだ、興銀本店だ。
 たぶん見えないことを前提に作ったのではないだろうか、妙なジグザグしたフォルム。やたらに傾斜のきつい段々畑みたい。
 へえ。
 しばらくしたら日比谷通り沿いに新しいのが建って見られなくなる。グロテスクな構造物が三度の飯より好きなやつは、いまのうちだぞ。
坂の上の雲最終回は、すなおに、よかった。
 渡ともっくんと、あと、草刈。艦橋にたたずむ姿。かっこいい。
 日本大勝利間違いなし、という迫力がにじみでる。
 とくに、草刈正雄の引いた演技。加藤友三郎役。
 立ってるだけでかっこいい、というのは、凄い。
 渡もいいけど、前回、第二艦隊長官役ででた舘ひろしも、風格あり。
 なんだか、役者が、みんないいかんじだ。子規をやった彼、名前度忘れ、も、好古の彼、名前度忘れ、も、いい。抑えた演技。
 ただひとり、漱石をやった奴を除いて。なんだあいつ。なんで漱石が、あれだ。
◆北の軍隊のパレードは、ほんとにかっこいい。足のばして行進する兵士。必死、という感情を映像化すると、こうなる。
 みんなばかにするけど、これは、これだけは、他の国では絶対できない。
 足の関節がすこしでも曲がると収容所行き、という瀬戸際感。
坂本龍一のスコラ。
 自作ビハインド ザ マスクからロックを解読する。
 若いアマチュアバンド三組がこれに独自のアレンジで挑戦。みんなかっこよかった。
 最後に御本尊が細野さんとか、とやったやつが、泣きたいぐらいイモだった。

 かっこいい、という現象は随所にあって、なんだか楽しい。
 それを裏打ちするイモも、また、必要か。
 お堀からみた興銀ビル、小沢のせがれの七光、坂本バンドのヴォーカルの某、がいて、かっこいいが引き立つのか。
 そんなことねえだろ。