啓発舎

マジすか? マジすよ

二報

◆何を思っても、安全地帯にいる自分にはねかえり、なかなかことばがでない。
計画停電はしかたないと思う。あまり騒がないほうがいい。
◆いきの南北線は、ちょっとたいへんだった。なぜか、白金高輪目黒間のみ不通でそれ以外目黒から南白金高輪から北は運行という状況でホームに人があふれかえっていた。帰りは帰りで半蔵門線南北線ともに、間引き運転、南北線永田町では、地震およびその後の安全確認のため、缶詰状態がしばらく続いた。
◆月並みだが、それでも被災地の方々のおかれている状況と比べれば、なんでもない。
◆このブログにおつきあいいただいている方は、とっくに御承知だと思うが、当方、偽善か露悪かといえば後者、天然のへそ曲がりをもって自認する、おいらをよく知る人々は更に身も蓋もないことばを投げつける、たとえば・・・、いかんそれが本題ではない、まあ、そういうそれがしにして、ここまで言ってしまう、力が、今回の一連のできごとには、ある。
◆因果で読むのは排したい、そうなりがちなのだが。かといって、500年に一度の確率の問題、単なる不運とドライに割り切るのもどうか。事前の対策の不備等、人災にもっていくのは、酷だろう。
◆あるのは、東北地方の厳しい環境のなかで、多くは代々海辺の生活を守ってきた善良な人々が、一瞬にして召される、という事実。
◆鎮魂という言葉がうかぶ、いまはそれしかない。
◆とても、当方の文章力ではむりだ。だれだろう、そう、石牟礼道子さんとか、巫女の言霊でしか、この世界は顕せないのではないだろうか。あるいは、茨木のり子さんの凛とした詩人のことば。