啓発舎

マジすか? マジすよ

バーンスタイン

◆雲ひとつない晴天。
◆朝8時ぐらいから譜読みと音だし。トリスタンとイゾルデ前奏曲youtubeでいろいろみたが、メータが凄い。
 しかしなんだね、この曲のチェロは、まさしく、本番の描写そのものだね。枯れ木の当方にはにはちょっと重いぞ。
 無調への第一歩という人もいるが、調性はある。自由に転調はするが。
◆恵比寿
 スタウト2杯。人まばら。
◆BSでバーンスタイン特集をみた。面白かった。
 ウエストサイドストーリー。ダンスシーンかっこよし。女のダンサーは、みんな今の基準だとおでぶちゃんだ。おおらかでこのぐらいがちょうどいい、と私などは思います。
 コンサートは、キャンディードその他。
 指揮は、冷静。正確。バーンスタインのイメージの派手なアクションは、まるでなし。
 60年代だろうか。すごい男っぷりだ。
 晩年札幌の音楽祭の監督をやった番組が記憶に新しいが、そのときは、完全にばあちゃん面だった。魔法使いのおばあちゃんの顔。
 かわるもんだね。

◆午前中チェロをいじくっていて、ほんとに久しぶりに、あの感覚が甦ってきた。
 根っこにちかいかんじ。そこら中が、しん、としているかんじ。
 じつは、いまもすこしある。
 恵比寿を徘徊していてもあった。通奏低音のかんじ。記念館でぼーっとしていて、たぶん抜け殻状態だったのだろう、まわりの人のリアクションに、さすがに少し気恥ずかしくなった。
◆二年前三年前はこれが日常だったが。バカボンのパパ精神。
◆これでいいのだ。