だいぶ気候もよくなってきたので、今回、拙者が一目おく随筆家について書いてみたい。
ふたりとも音楽家だ。
音楽方面で文章家というと山下洋輔先生がいるが、たまたまか、吾妻氏と山下先生はたしか中学高校の先輩後輩だ。どさくさでいうと、拙者もその後塵を拝していたような気もするが、なにぶん前世紀のことだからだれか知ってたらおしえてほしい。
自分でものを考える、あるいは感じる、というのが共通項で、なんだ、特にどおってことないじゃん、という気もする。
そいで、とりあえず自分の言葉で書く。
あと、いま思い出した、森村泰昌さん、字当ってるかな。
この人は美術家です。
共通項は、いまや、麻布でもミュージシャンでもない。
五感の人、だ。
ということがわかった。
五感、直接知覚。なんといってもいい。
ナンシー関画伯も、消しゴム版画家でいらっしゃった。
音楽家でも作曲家は少し理屈っぽいが、佐藤聰明氏は、すこしきます。能にはまったからか、当方が。