啓発舎

マジすか? マジすよ

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

最近は、おれもすっかり鷹揚になって、活字になったものの許容範囲が、だいぶ広くなった。 いまでは、 「自分にうっとり」、「知ったかぶり」、「どろどろの吐き出し」、 以外は、だいたい受け容れる。 これで、手に取る紙媒体の、5%ぐらいは、受容できる…

岩波「図書」10月号届く。 若松英輔さんの連載が、打ち切り、いや失礼、終了、と。 折角毎号たのしみにしていたのに。 来月号から、なにを楽しみに・・・と思ったら、強力な新人があらわれた。 辰巳芳子先生だ。 料理研究家でいらっしゃるそうだが、存じ上…

なぜ今、仏教なのか

なぜ今、仏教なのか――瞑想・マインドフルネス・悟りの科学 ロバート ライト (著) このところ、日常、なにかとトホホなことが多いのだが、「立ち読み」方面では、仏教関連で良書に出会う。 この本も、東京堂で立ち読みしていたらとまらなくなって、買ってしま…

「秋祭りで怒られPTSD」 女児の逆転敗訴確定 埼玉県深谷市が管理する施設で開かれた秋祭りでボランティアに怒られ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、女児(9)が市に約190万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(戸…

N響

N響第1893回 定期公演 Bプログラム シューベルト/交響曲 第3番 ニ長調 D.200 R.シュトラウス/ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 ベートーヴェン/「プロメテウスの創造物」序曲 ハイドン/交響曲 第102番 変ロ長調 Hob.I‒102 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ ホルン:…

新潮45廃刊の報に接した。 こないだ、居直れ、馬耳東風、二の矢三のやで反撃、せよ、とおちょくった、失礼、激励したばかりなのに。 まあ、おれがどう言おうと関係ないですけど。 呑みながら、だが、今夜は、たまには、すこし、まじめになる。 実は、さっ…

昔、ポパイだかブルータスで、小野耕世が、海外のマンガの紹介で、MADをとりあげた。MAD自体はガキのわるふざけで、当時でも退屈な印象だったが、なかにひとつだけ、妙に心に残るヒトこまマンガがあった。 リビングでくつろぐ身なりの良い親子の絵。 キャプ…

ずいぶん久しぶりに紙の新聞を読んだ。図書館。 ◆三菱平野会長のインタビューは、よかった。 ◆相変わらず不動産投資の広告が跋扈。 レオパレスの分派一味が、日経にでかいのを出していた。ここまでくると、素人だましも最終段階というべきか。 ◆物書きが美術…

おれの携わる業界は、全員が必ず嘘をつく、という約束事があって、たいへんわかりやすい。 この地域は有望でっせ、という囁きは、必ず下がる、という意味なので、判断を誤ることはない。 ところで、ひまなので、立ち読み自粛指定の東洋経済をついつい手に取…

雨降りだからおもしろでも集めよう。 ◆新潮45 弊社は出版に携わるものとして、言論の自由、表現の自由、意見の多様性、編集権の独立の重要性などを十分に認識し、尊重してまいりました。しかし、今回の「新潮45」の特別企画「そんなにおかしいか『杉田水脈…

セッション二日目。 さっきおわったところ。 当初の読みどおりあっさり決裂までいった。 ではそのスケジュールで、と進めようとしたら、やおら、もごもご、言いだした。 よく聞くと、対案らしき体裁だが、なかみは、当方スタンスの全面的な追認。 これは読め…

ヒトと会う三連荘初日。 今日は会食でありました。 おれは、ほとんどのヒトと合わないので、ヒトと飯を食うことには慎重だ。男女を問わない。 複数での会食が、いちばんいやだ。 たいてい、その場の会話に適当にあわせてへらへらしている。 極く稀れに、つぼ…

ブログ引っ越しました。 勝手がよくわからないが、初エントリーです。 午前中から仕事の電話のやりとりで、明日から三日間続けざまに人と会う予定ができてしまった。 一つは、例の、10年来の取引を解消する肚をくくったはなしだが、意外や、先方、トップね…

◆みんなちがって、みんなダメ 中田 考 (著) 単行本 ¥ 1,620 筆者は、全然知らないヒト。 きっかけは、amazonの「あなたにおすすめ」メール。 おれはこのamazonメールは、必ずしも鬱陶しくはない。 検索履歴から嗜好を読み取って送ってくるらしいので、たま…

知人が、こんなのあったよ、とメールにサイトをはりつけて送ってきた。 チェロの新しいメソッドだった。 連休は、新メソッドでチェロの腕慣らしでもどうですか、というところ。 365連休のおれに、いまさら国民の休日は関係ない。 のみならず、チェロには…

トランプが、みていて危なっかしいと思うのは、当たると幸い、国だろうと手下だろうと、手あたり次第ドつきまくるのはいいのだが、テーブルの下では、相手と握る、あるいは、それができないなら、他と結んでおく、というけんかの骨法をわきまえているか、と…

◆ウォリアーズ 映画 冒頭、ガキのグループが集まってくる映像は、素 直にカッコよかった。 野球のユニフォームで顔をゾンビみたいに塗りたくっている連中が、外見は一番インパクトあった。 バット振りかざして追いかけて来るところは、お化け屋敷なんかで採…

という舌の根も乾かないうちに。 ファミレスで飯食って仕事の打ち合わせ。ファミレスの四人掛けほど、業務打ち合わせに適した空間はない。 で、よもやま話になり、おれも昔営業をやっていた、という流れになり、接待ゴルフの話になった、おれの。どちらかと…

パラダイス鎖国、ということばを、みっけた。 自分が住んでる国や地域が住みやすくなりすぎ、外国(または他の地域)のことに興味を持つ必要がなくなってしまった状態のことである 2008年当時の日本がその状態であるとして、警鐘を鳴らすために、使用さ…

◆男と女 おれは、「恋愛」映画は、もちろんみない。 理由は以下。 ㋑女の女による女のための映画だから。 ㋺銭金の話はきらいだ。 ㋑は、説明不要。リンカーンだって、「人民」だから受けたので、女の女による〜だったら、少なくともトランプ支持者にはアピ…

◆東洋経済 中国 vs. 日本 50番勝負 ファーウェイ、アリババ、テンセント…。イノベーションと国策を背景に、世界的に中国企業の躍進が目立つ。日本企業は大丈夫なのか? AI、半導体、ディスプレー、スマホ、電池、自動運転、EV、ロボット・工作機械など50…

◆クラシック音楽館 ラトル&ベルリン・フィル フェアウェル・コンサート ベルリン・フィル芸術監督サイモン・ラトルが有終の美を飾るフェアウェル・コンサート▽ラトルの功績を団員たちが証言▽曲目はマーラー作曲の交響曲第6番「悲劇的」 このヒトは、弛緩、…

見田、じゃねえや、三田で定例会合。 帰りに そこらで一杯やって、駅前の虎の門書房をのぞく。会合があったため、ぼーっと、も、音楽、もできていないので、せめて立ち読みは、という強い意思などさらになく、単なる習性みたいなもんだ、マーキングか。 ここ…

主宰の生活は、以下の3つの類型にわけられる。例外は、ほぼ、ない。 ◆ぼーっとする ◆音楽を聴く ◆立ち読みをする起きて、ぼーっとして音楽を聴いて立ち読みをして、ねる。 毎日同じだと芸がないので、たまに、起きて、音楽を聴いて、立ち読みをして、ぼーっ…

◆馬場紀寿さんの「初期仏教」 続き 前回、「解脱とは「自己の再生産の停止」なり」をとりあげたので、今回は、梵我一如について考察する。めんどくさいが、すこし抜粋する。 「天界における再死」という問題に対する解決策として、ヴェーダの新層であるウパ…

神保町で銭金の打ち合わせがあるので、どうしようか迷ったが、意を決して自転車で行った。 行きはよいよいだが、帰りはやっぱりこわかった。九段の坂の下で信号待ちしていたら、坂の上から突風が吹いてきて、しばらく続いた。 数字の話はあっさり終わったの…

時事ネタ 続◆採用ルール廃止 賛成。 もともと遵守などされていないのだから。 ◆自民党総裁選で公平な報道を要望 前提が間違っているので、賛否の判断不能。 そもそも報道は公平公正ではない、もともと。 「報道各社」は、「怒りと戸惑い」だと。 それも笑止…

では、時事ネタでも。 ◆秋篠宮さま「女性宮家」創設論議で安倍首相と犬猿の仲 「秋篠宮さまは、宮中行事で首相と会っても、目を合わせないほど対立しているんです。眞子さまの婚約延期が決まった際、『勝手なことをするからですよ』と首相がこぼしたと聞き、…

◆初期仏教――ブッダの思想をたどる (岩波新書) 新書 – 2018/8/22 馬場 紀寿 (著) さっき、大手町で会合、おわって東京堂に立ちより、平積みになっていたのを立ち読みしたら、おわらなくなり、買ってしまった。 で、読了。 今年一番の収穫、と、今から宣言する…

月旦、というほどでもないか、寸評。 ◆トランプ 力でねじ伏せるが、衆を頼まない。 いまのトランプをみていると、孤軍奮闘というかんじがする。 関わる人間すべてと悶着をおこす。決裂する。 茶坊主すら寄せない。ように思う。 ◆安倍 このヒトの本質は、極右…