啓発舎

マジすか? マジすよ

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

初秋のすがすがしい午後。ほんとに久しぶりに、落ち着いた、無為の一日を過ごしています。 というわけで、今日はラフォルグです。書名 ラフォルグ抄 著者 ジュール・ラフォルグ 訳者 吉田健一 出版社 小澤書店 今、手元にある本の奥附を見ると、昭和50年8…

休暇後半

休暇後半。東京行き。22日 10時より、桂離宮。2度目。 徹底的に造り込まれた庭園、という印象は、前回とかわらず。 お茶室がいくつかあるが、そのひとつ月波楼の開け放たれた障子越しに広がる戸外の緑の鮮やさには、どきっとしました。額縁効果。 この…

宮古島

17日から20日まで宮古島に行ってきました。ちょうど台風13号を追いかけるようなスケジュールで、初日、翌日は天気も思わしくなかったのですが、3日目、最終日、と晴天に恵まれ、まずまずのヴァカンスになりました。 昨年西表島の、やはり今回と同じ経…

曲名 ソナチネ 作曲者 モーリス・ラヴェル 演奏者 マルタ・アルヘリチ 待望の秋です。戸外では虫がすだいています。 硬質、均衡、典雅、疾走感、清冽、ゆらぎ、蒸留水、エスプリ、閃光、都雅、冷たい炎。 乏しい語彙から、ざっと、今思いついた言葉を書き連…

再びお能です。

朝起きたら、しのぎやすい一日になりそうだったので、ぼーっとした頭で京都に。ぼーっとしたまま地下鉄に乗り、東山で降り、白川沿いを歩き、突如現われる大鳥居にめげず、なんというか夢遊病のように京都観世会館へ。 京都観世会蛍雪会(第149回)歌占舟船…

お能を観てきました。

久しぶりに、京都の観世会館までお能を見に行ってきました。第16回能楽若手研究会京都公演。 番組は、お能:班女、阿漕。狂言:仏師 感想。 班女は、冒頭、ワキではなく、アイの狂言方がでてくるというめずらしい構成。遅れてシテが例によってしずしずと登…