啓発舎

マジすか? マジすよ

トランプが、みていて危なっかしいと思うのは、当たると幸い、国だろうと手下だろうと、手あたり次第ドつきまくるのはいいのだが、テーブルの下では、相手と握る、あるいは、それができないなら、他と結んでおく、というけんかの骨法をわきまえているか、という一点にある。


もちろん、トランプは、プロだ。プロの不動産や、のはずだ。
この商売、昨日の敵は今日の友、であることは滅多にないが、昨日の友は、鼻歌交じりで今日の敵になる。
とっさのド突き合いは、握手みたいなもんだ。
特に、こいつを切る、と決めたら、徹底的にやらないといけない。抱きつかれて一緒に沈没するのだけは避けないといけない。

だが、ビジネスは続く。そいつを排除したら、他と組まないと当面のなりわいに不自由する。という場合。


メキシコとだけ組む、とみせかけてカナダの歩み寄りを待つ、として、カナダが、ホントにそっぽ向いたらどうする。
中国と、どこまで殴り合うか。
マティスまでクビにして、ほんとにいのか。

情緒不安定が末期的状態、という声もある。


だが、肥溜めとののしったアフリカのどこかの元首に、手のひらを反してあなたの国は世界で一番美しい、と言うところなど、基本動作は、まだわきまえている形跡もある。



以上は、もちろん自問自答で、いま、割合重たい相手を切る、というための環境整備をやってる、おれ自身が。
切るという最終判断を相手が知るところとなると、必ず、しっぺがえしをしてくる。
ああそうかい、じゃあ、こないだの例の奴な、あれどうする、の類。


損切る、その幅も、最大限いくらも、既にふまえた。
当面どうするの手当の最終段階をいまやってるところ。


つくづく、ほんとにつくづく思うのは、味方は、こういうときのために、一定数確保しといたほうがいい。
丸腰は、あぶない。
もちろん、心の底から、である必要は全然ないので、銭金関係で、当面こちら再度で、しかも機敏に動くことが見込まれる先。


こういうとき、身内は、実は、いちばんあてにならない。
イバンカの亭主なんて、二代目のぼんぼんです。
単なる茶坊主もだめ。
すれっからしが一番頼りになる。
世耕、荻生田、西村、ではなく、菅を確保しておかないと、いけない。


トランプだいじょうぶか。
おわりの始まりのようなかんじが、するぞ。


おれの場合、数字に連動するはなしではないので、屋台骨がどうのこうのということはないのだが、当面のぎくしゃくは、複数当事者の協力で乗り越えないといけない。


ま、のらりくらり、ですか。引き続き。