◆日経ビジネスの特集が、ちょっと、いい。
「「残念な商品」の法則」というタイトルは「残念」だが、なかみは、いい。
これに限らず、最近日経ビジネスは、たまに、なんというか「軽み」かろみ、のあるのがあって、おそらくそれは特定の担当者に行き着くようなかんじがする。
最近だと、めんどくさいが商機とか、富裕層はケチだ、あたり。
各階の掲示がカタカナでわからない、はおいらの日常だ。
「こだわりの」なんたらかんたら、なんて、全部減らず口だ。
「富裕層」対象のDMだの勝手に送ってくる雑誌だのに、これが多い。
一見、イケてるようで、全然ダメ、というのは、いずれは淘汰されるとしても、無駄にセンスいいでしょ、という気取りがあるだけに、ダサさが際立つ。
ほんとに、これだけは撲滅してもらいたい。
ふれふれ日経。
◆ダメなタイトルは、ネットの一行情報でずいぶん鍛えられている。
絶対クリックしないぞ、という。
◆ファーウェイの件は、ひさびさに、凄みのあるニュースだ。
なんか、素手で殴り合い、という様相ですな。
野次馬するほうも、体力がいるぞ。
内乱記を読む重さ、というか。
同じカエサルでも、内乱記読みさしてから、ガリアを開くと、ほのぼのするもんね。
ただ、習近平とトランプは、どっちもポンペウスなので、見ていても手に汗握らない。
悪党同士がどつきあっても、興行としては盛り上がらない。