啓発舎

マジすか? マジすよ

地下鉄に乗った。

そういえば割と最近乗ったな、N響か。ちょうど一週間ぶりです。

お元気でなにより、というのが用事のなかみ。

ステーキどう、というのでいただきました。

払いはおれだ。

 

 

わるびしから連絡あり。

前のめりだ、どうしよう。

融資期間の件で打ち合わせしたい、と。

いやまだ先方とジャブの打ち合い段階で、とか、もごもご返すと、耐用年数から引き算すると結構シビアなローンになるので、ついては、と、構わず話を進めるのね。

シビアなままで試算して帳尻あう自己資金ぶち込み額を教えてくろ、と、先延ばしした。

退却ありうべしのニュアンスをやんわり伝えたつもりなのだが、全然響いていない、わけないので、知ってて乗り越えて来る。

 

わるびしがっつくなよ。

 

新築でしろうとさんがはめ込まれるのは、実にここであります。

新築だと30年のローンが引ける。

こけたら任売にもちこめばよい、築後10年未満なら7がけぐらいではけるだろう。

予め自己資金3割とれば焦げない。

で、ジャンク新築物件にがんがん貸し込むんだね。

新築プレミアムがなくなって年収が半減、逆ザヤ手金ぶちこみ、持ちこたえられなくなって損切り、退職金これでパー。

でも銀行はびくともしません。

こんなおいしい話はない。

 

ところで今回のは、中古だからもちろん30年のローンは引けません、それでも収支が合えば、とりあえずそれは、買い、です。築年経ってるからこれ以上家賃も下落しないし、いいじゃん、というのがわるびしの理屈。

それは共有する、数字から買いのサインはでている。が、前提の物件で、当方に別の思惑があるのです、いわないけど。

 

しろうとさんに足りないのは、ここ。「退く」判断ができない。そのものさしがない。

表面の数字を「おれさま」判断して、ずるずるはめ込まれて、N年後めでたく沈没。

 

主宰は明日から別のお仕事関連です。

6人とやりとり。全部電話。

明日は会う用事。

金曜日もうまりそう。

仕事以外が一件、それ以外は稼業の用事。

 

というめずらしい日だった。

久しぶりにわるびし銀行と長話した。

本題が済んで、はずみで、先方の、バイト、だか本業だかの不動産投資の話になった。

さすがに、ここでは書けない。おれにもかすかに信義則とかいうものの心得はある、かすかに。

駒沢大学がどうのこうの、と。

いい線いってんじゃないの。

おれの本題は、お隣の三軒茶屋で、これはどっちに転ぶか分からない。

映像でいうとラグビーボールか。主宰も流行りものに弱いのう。

多分退却だと思いますがね。

いずれにしろ、それがらみで少し慌ただしくなる。

逃げ腰だが。

よほどバウンドがゴール方面にいって、パスもインターセプトして。

いや、退き、でせうね、今のほかならぬ当方の感触は。

わるびし担当者は、乗ってるよ。

 

しかしなんだね、銀行の担当者が、自分のやってる物件投資を、うれしそうに、なんというか、言い張る、そういう時代に、なったんだね。

ガードが甘いのか、バカなだけか、捨ててるのか、どうでもよいのか。

 

たいへんよいことです。

 

ラグビー

日本シリーズ

 

島国一族が敗退したので、ラグビーを見た。

勝ち負けなんてどうでもいいだろニッポン万歳のお囃しがうるせえよ、だの、自分に波風立たないので、心安らかにみていられる。

 

面白かった。

みたのは、

おフランス南アフリカ

イングランドニュージーランド

南アフリカウェールズ

 

①は、ひじうち一発退場にとどめをさす。

やられたほうが、スローでみると顔面がひしゃげるような衝撃でありながら、存外平気でいるのが、ラグビーらしい。

サッカーだったらのたうち回っているところだ。

②は、みんな言ってるが、試合前のパフォーマンスは、みものだった。

ニュージーランドの戦いの儀式もさることながら、V字にとりまく、不敵な面構えのイングランドの選手は、すなおに、カッコよかった。

 

試合中アップを写すとどの選手も擦り傷切り傷でたいへんです。

マウスピースがカラフルだ。

 

あと、あれです、モール、つうんですか、ボールもって倒れた選手に折り重なるやつ。

あれ、参加しないで所在無げに傍観している選手が敵味方結構いるが、あれは、それでいいんですか。あとで罰金とか、ないのか。

その場の闘争に参加する頭数があらかじめ決められているのか。

ちょっと、間が抜けてみえるぞ。

こういうところが門外漢であるが故の、愉しみだ。

 

決勝は、実力では、たぶん南アフリカじゃないだろうか。

 

応援も、見苦しい、聞き苦しいところがない、淡々としているかんじで、割合好感がもてた。

島国が負けてからみた主宰の判断の勝利といえよう。

 

◆で、日本シリーズ

これも、実は、何回かのぞきにいった。

すぐ耐えられなくなってチャンネルかえたが。

 

 

やっぱりチーチーパッパだった、を確認したのみ。もともとどっちが贔屓とかあるわけでないし、そもそも監督の原以外、顔もわからん。

 

ここにも、「階層」がある。日本シリーズでチーチーパッパやるヒト。

 

 

 

というわけで、ラグビーは、くどいようだが、日本が負けたあと、がぜん面白になった。

 

 決勝戦もみるつもりだ。

 

 

 

 

◆渋谷の騒ぎについて

◆きのうの日経記事

◆毎度おなじみ階層の考察

◆千早町 どうよ

というような骨格か。

寄り道したらそれはそれ。

いま13:15

13:45まで。

 

では。

渋谷を、いまの若者は、と、年齢でひとくくりにすることはできない。

ハロウィンに踊るバカという括りは、おれのなかではむかし、白金に住んでいた時分からあった、あのあたりには、流行の走りにのるお調子者がいて、見世物としては面白かった、とんがり帽子だのオレンジのかぼちゃだのもって練り歩くんだよ。

渋谷はちがう。

暴れにくるだけです。

おれの若いころでいうと、暴走族の集会みたいなものだろうか。

みたことないが。

ちょっと違うか。

いまは、国籍も多様、収入、嗜好も多様だが、ある種の共通項、おそらく知性とか美醜とかにかかわる基準を共通にする属性のヒトが集うのだろう。

暴走族は、当時は学歴かな、そういう社会構造からおちこぼれた若者の鬱屈があった、ように思う。

社会政策の課題、みたいなところがあった。

地頭のよい奴も当然いる、営業やっていたころ、取引先で、暴走族のアタマ、と自称していたが、まわりに聞くと、親衛隊のナンバー2ぐらい、という兄ちゃんがいたが、仕事のできるやつだった。

 

いまの渋谷は、ただ、ダメ、なだけでしょう。

 

次、きのうの日経。

きのうの日経の早期退職は、学歴社会の勝者だ。

ちゃっかり大企業にももぐりこんだ。

で、その30年後。

ダメは、ダメなんですよ。

別に、日経にいわれるまでもなく。

時分で考えない習慣、奴隷根性が30年つづくと、もうダメです。

これが、不動産投資をし、起業する。

 

ダメ。

 

で、女房は浪費家。

アウトです。試合終了。

これが、貧困階層を構成する、これから。

無視できない規模になる。

 

うえの二つの例示で十分だろう。

このように、これからの島国一族は、いくつものダメ階層が重層的に重なり合う愉快な社会を構成していきます。

 

油断も隙もないです。

 

ここまでがまくらだ、長い。

本題。

要町にいい物件がありまして、と業者が耳打ちする。

駅徒歩3分、地下鉄二線乗り入れ。池袋まで徒歩15分。

他のスペックもまあ良い。

自宅までピックアップしにいきます、いかがですか。

 

見に行くべきか。

 

自分で調べて、池袋徒歩15分は、正しい。

正しいのに、国土交通省の実勢価格のサイトでみると、坪150万から200万だって。じっさいの取引価格が。

これには、久々にインド人もびっくりです。

池袋は、徒歩圏の実勢が100万円台だ。

むかし関西にいたころ、梅田徒歩10分がそのぐらいで仰天したことがあった。

池袋は15年前の大阪と一緒か。

 

つまりそういうことです。

数字は、とくに銭金にかかわる数字は、だいたい正しい。

ヒトの予断があまり介在しない。

 

池袋、というのは、徒歩圏の地価坪100万円、台。

そういうところだ、ということだ。

 

誰が集まるんだろ。

 

というわけで、世間の括りで、いろいろなことがみえてきます。

 

江戸川区は、区を挙げて、住むな高台に移住せよ、と呼ばわる。

 

「すこぶる」つきのブツが次から次へぶっこんでくる昨今。

主宰の野次馬人生は、これからわくですわよ奥様。

 

以上。

13:42。

千早町は、フィールドワークするか、という選択肢もあるが、業者とあってクルマに乗って、世間話して、牽制して、ほなさいなら、に消費するエネルギーはあなどれない。

 

やめよう。

 

すこしもやもやが整理できた。

自分にとって価値ある投稿。

 

 

 

 

日経。

 

「会社だけ」の人生に別れ 早期退職で生き直し模索

Answers
 
社会・くらし
2019/10/26 2:00
日本経済新聞 電子版
 
 
 
 
 

「大規模なリストラを近く発表する。早期退職を募りたい」。2018年秋、役員との定例会議の場で突然出た話題に、大手電機メーカーで管理職を務めていた松川奈津夫さん(仮名、58)は耳を疑った。「まさか自分にこんな日が来るとは思ってもいなかった」

 

部下からプレゼントされたタンブラーを手に持つ早期退職した男性

部下からプレゼントされたタンブラーを手に持つ早期退職した男性

 

まもなく届いた社内メールには、所属していた数千人規模の部門を解体し、45歳以上に早期退職を促す内容が記されていた。「役員の肩書で定年を迎えたい。せめて子会社の社長になれたら」。漠然と甘い見通しでいた自分を恥じると同時に、長く会社を支えてきた世代をあっさり切る会社の厳しさに驚かされた。

■割増退職金1億円=「ロートルは去れ」

1980年代初めに入社し、懸命に働いた。バブル直前で忙しく、土日も深夜も関係なかった。海外駐在員にも抜てきされ、出世街道を歩んできたつもりだった。「部署とタイミングが悪かった」というのが自分なりの"敗因"分析だ。

会社が45歳以上の社員に提示した割増金を含めた退職金は最大で約1億円と破格の金額だった。「年寄りは去れというメッセージだな」。額の大きさに、会社が組織の若返りを切望していると痛感した。

上司からは「君にはあと1年は給与とポストを保証するから、もう少し会社に残らないか」と耳打ちされたが、1年後の処遇は白紙で先の保証はない。給与が激減しても働き続けるのかと自問するうち、仕事への情熱は一気にしぼんだ。「65歳の定年後再雇用まで残っても活躍の場はない」と考え、1週間後に退職の申請書を提出した。

会社から「早期退職を認める」との通知が届いたのは約2カ月後。再就職先を探したが、介護などキャリアとは無縁の求人ばかり。唯一興味が湧いた会社の中途採用で初めて履歴書を書いたが、書類選考で落ちた。

3月末の勤務最終日。花束を贈られ、同僚の拍手の中で職場を去る姿を想像していたが、特段のねぎらいの言葉もなく後輩らは淡々と仕事を続けた。「明るく会社を去ろう」。社員証を返し、私物が入った荷物を抱えて会社を出ると、守衛から「長い間お疲れさまでした」と声を掛けられ、涙があふれそうになった。

■「人生の生き直し」実感

多額の割増金を蹴って会社に残った同僚は少なくない。「妻に家にいてほしくないと言われた」「辞めて何をしていいか分からない」。理由は似たり寄ったりだ。「生計のためではない。会社にしがみついていないとどう時間を過ごせば良いか分からないように見えた」と松川さんは話す。

退社から半年。専業主婦の妻は「一緒に過ごす時間が長くなった」と喜んでくれている。外国人の観光案内のアルバイトを始め、平日に妻と映画や日帰り旅行を楽しむ。外食を減らしタクシーに乗らず、家計簿をつけて無駄遣いをやめた。「人生を生き直している」と思えるようになった。

8月、松川さんは子会社社長に栄転した元同僚と居酒屋で再会した。かつて自分も目指した道に進んだ相手。だが会社のことばかり話す姿に、浮かびかけた羨望の気持ちは消えていった。「価値観は変わるものだな」

松川さんは今、不動産投資や起業の準備にも取り組んでいる。会社からの"手切れ金"はまだ懐にある。「失敗は怖いがリスクを取る人生も悪くない」。もっとも「老後資金2千万円」問題など、高齢者を取り巻く環境は先行き不透明だ。早期退職で得た時間をどう使うか。手探りが続く。

 日経記者殿

 「松川氏」が実在であるとしたら、3年後の後日譚がいただると幸甚です。

不動産投資、起業の首尾はどうだったでせうか。

手切れ金の手残りは。

 

定年後の階層分化、というよりほとんど没落であらうが、が、これからのこの国の浮沈、当然沈む一方、に大きな影響を及ぼすこと必定なり。

 

めでたし。