日曜恒例のN響テレビ観戦をほうりなげて、ツールにくぎ付けだ。
最後の坂を、登る先頭グループ。迫真の映像。
対し、解説は徹底して雑談モード。
浴衣がけ、というかんじ。
これが、いい。
いま4時25分なので、55分まで。きっかけは、わりとゴミの話なので早くすます。
地上波民放をみないと、世間、という語が適切かどうか、念のため、地上波民放見る奴ワールドをいま「世間」と定義する、のあれこれが、ちんぷんかんぷんになる。
お笑いの奴が二人して頭下げてる記事が写真いりでネットにのっかってるが、なんのことだ。
芸能はもちろんみないし、週刊文春はじめ女性週刊誌も絶対みないから、ヒゲの殿下一家をあれこれいわれても、もうピンとこない。
参議院選挙は、むろんとどうでもいい。
半島関連は、ばーか、おまえこそばーか、のやりあいになって久しい、これも、というわけで、以下略、時間がもったいない。
国民の関心事、あるいは、そう決めてかかって浴びせてくる情報の洪水に無頓着なおれは、非国民か。
きさまそれでも日本人か、と、いわれたら、火星人です、と、いままで隠していた素性をゲロるべきだろうか。
おれのことは、いい。
おれ以外の国民のみなさまはどうか、というのが本稿の投げかけです。
みんさんどうですか。
なんか、実は、ばらばらなんじゃないですか。
国民の皆様のことなど心底どうでもいいが、これを、再び主宰自らに戻し、自分のこととして展開していくと、自分と世界、これは「世間」などという地上波民放ごみ溜めワールドなどではもちろんない、時空間というか存在というべきか、との関わりについての、さいきん、うじうじつっついているもやもやに直結するので、このブログでよいこのみなさんにお約束している内容を超える。
というわけで、このブログではここまで。
4時51分、意外と早くすんだ。
このあと肝心のことを頭の中で少し展開してみます。
いまからはじまる濃い時間が最近の愉しみです。
では。
ツールの映像ベスト5を発表します。
5位 隊列
ちんたら感。
4位 牛さんお馬さん
お馬さんは日向で散歩、牛さんは木陰でくつろぐ、という動と静の対照を味わいたい。
3位 古城などの歴史的遺産
寺院は集落の中心に、お城は高台に。
2位 絵文字など空から撮る地上のパフォーマンス
トラクターでぐるぐる、が好み。
で、お待ちかね堂々一等賞はこれだ。
沿道のおやじ。
全員短パン。例外なし。
隊列をぼーっと見送るおやじの景色をテレビで見呆けるおれさま。
国籍だの所属する集団の求心力が失われた今日、ツールを茫然とながめる、という行為をもって、おやじは自ずから連帯する。
ツールを肴にできる仁とはおいしくお酒が飲めます、という主宰のマニフェストだ、要すれば。
まとめ記帳。順不同
◆ツールはじまる。
去年より地味な印象。
コースのせいか、沿道の景色も。
キャメラの「よそ見」が売りだと思うのだが。
選手は、だれがだれだかさっぱりわからない。
それがこの長尺を気楽にみられるゆえんでもある。
国籍だのなんだので応援を強制されるのは、うんざりだ。
特に、このところ、外来種のカタカナ名前が突然でてきて、高額契約だの日本新だのいわれても、なあ。
◆漱石山房
曙橋方面に用事があってチャリで出かけたら、帰りにたまたま、案内に目が留まった。
脱水症状の予兆もあったのだが、ご縁ですから。
悪しき箱物行政の典型、ではあったが、庭の奥の掘立小屋みたいな建物で、シル人派遣のじいさんが、由来を説明してくれたのは、すくい。
◆仕事で、若い衆と昼から。
32歳だって。
アジアの任意の国の青年、と会話をした。というかんじ。
たぶん世代のギャップではないと思う。
若くても疎通できるぼくちゃんもいる。
で、主宰の生息域が、といういつもの展開は、しません。
少数の、なんというか、遺伝情報の組成の似た在来種を見分けてやっていくだけ。
◆
N響テレビ
ヤマカズジュニアのシェーンベルク。
インタビューで言っていたエロスは、当方には感じられなかった。
先代のデーモニッシュな芸風は、引き継いでいないみたいだ、この演奏を聴く限り。
youtubeで初代ヤマカズの41番とかタイタン終楽章とか、いまでも見られるが、素晴らしいです。
でも、なんといっても今youtubeで主宰が選ぶ一等賞は、これですよ。
死ぬほどヘタクソなBolero (if,C.Dutoit conducted a terrible band)【イメージ映像付】
なかでも、8分48秒から始まるトロンボーンはすごい。
神品。
狙ってできる技ではない。
窯変天目茶碗みたい。
毎晩聴いている。細部にまで神が宿る、奇跡のような演奏だ。